- 2017-01-25 (水) 15:21
- 活動報告
今日は、河北中学校で初めての職業講話でした。校長先生が、前任校で結による職業講話を体験されていたことをきっかけに開催となりました。
講師は5名で、長く小学校の社会科の先生を行ってきた方、JICAのシニア海外ボランティアでボツワナに行き、2年働いた方、能楽師の方、日本カーシェアリング協会の方、そして日本臨床心理カウンセリング協会の方と、さまざまな職業の方々が集まりました。
まずは小学校の先生を長くやってこられた方のお話。先生をやってよかったと思う最初の一つは「その場で生徒たちが勉強して理解が進むこと」。そしてもう一つは、「その生徒が、どんな立派な大人になったかを知ることができること」だそうです。特にこの2つめに、先生の仕事の醍醐味があるそうで「とても時間はかかるが、人の成長に関わることができて、こんなに良い職業は他にはないと思う」と熱く語っておられました。
次はIT企業に長く勤められた後、JICAの海外ボランティアに応募して、アフリカのボツワナ鉄道で2年間「改善」の専門家として働いた方です。みんなが知らないボツワナの基礎知識(地理や人口)や、気質、考え方の違いなどについて、ライオンキングの歌の話などをしながら、説明されていました。(プレゼン資料が、さらっと英語でした。)
日本カーシェアリング協会の方は、カーシェアリングそのものの説明や、石巻での活動の内容を話されました。質疑応答のところでは、自分が中学生の時の部活の話や、たとえ今、突出した才能が無いように思っても、好きなこと見つけてレアキャラになれれば大丈夫、など、中学生たちに身近な比喩でいろいろな質問に答えておられました。