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職業講話@河北中学校

今日は、河北中学校で初めての職業講話でした。校長先生が、前任校で結による職業講話を体験されていたことをきっかけに開催となりました。

講師は5名で、長く小学校の社会科の先生を行ってきた方、JICAのシニア海外ボランティアでボツワナに行き、2年働いた方、能楽師の方、日本カーシェアリング協会の方、そして日本臨床心理カウンセリング協会の方と、さまざまな職業の方々が集まりました。

まずは小学校の先生を長くやってこられた方のお話。先生をやってよかったと思う最初の一つは「その場で生徒たちが勉強して理解が進むこと」。そしてもう一つは、「その生徒が、どんな立派な大人になったかを知ることができること」だそうです。特にこの2つめに、先生の仕事の醍醐味があるそうで「とても時間はかかるが、人の成長に関わることができて、こんなに良い職業は他にはないと思う」と熱く語っておられました。

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次はIT企業に長く勤められた後、JICAの海外ボランティアに応募して、アフリカのボツワナ鉄道で2年間「改善」の専門家として働いた方です。みんなが知らないボツワナの基礎知識(地理や人口)や、気質、考え方の違いなどについて、ライオンキングの歌の話などをしながら、説明されていました。(プレゼン資料が、さらっと英語でした。)

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能楽師の方は、着物をきて、とても静かで丁寧な口調で語りかけてこられます。でも、「謡(うたい)」の話になると、腹の底から響き渡る声で、朗々と謡を披露してくれました。みんなびっくりして身を乗り出して聞き入っています。厳しい修行の話のほかに、東京に修学旅行で行った際のお勧めの見学場所なども、話してくれました。
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日本カーシェアリング協会の方は、カーシェアリングそのものの説明や、石巻での活動の内容を話されました。質疑応答のところでは、自分が中学生の時の部活の話や、たとえ今、突出した才能が無いように思っても、好きなこと見つけてレアキャラになれれば大丈夫、など、中学生たちに身近な比喩でいろいろな質問に答えておられました。

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そして、日本臨床心理カウンセリング協会の方は、まず最初に勤めた会社での仕事の話をして、その後、いかに心の指導やカウンセリングの勉強に興味を持ったか、について話してくれました。そして、「問題を解決をするのがカウンセラーではなく、問題はその人が解決するものである」ことや、自分にとっての仕事の意味などを、理解しやすく話してくれました。
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最後の記念撮影は、河北中学校の校章が入るような角度で撮りました。
授業が終わってほっとされたのか、とてもいい笑顔ですね。
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講師の皆さま、寒い中をお越しいただき、素敵なお話をどうもありがとうございました!

 


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