- 2016-11-16 (水) 16:28
- 活動報告
北村小の作業、第三回目です。
主に出版年を基準に廃棄を進めてきましたが、調べ学習用の書架をよく見たら、みんな結構古い。特に内容が時代とともにどんどん新しくなってくる分野については意外と最近の本でも使えなくなっています。
たとえば、コンピュータやネット関係の資料、自然科学で新しい発見があったもの、国名や国の境界も意外と変わりやすいし、歴史でも最近の研究で年号が変わっていたりもします。本見て勉強しているのにその内容が古くて間違っていたら学習の障害になるので百害あって一利なし。廃棄しなくてはなりません。
ただ、今回気づいた学習用の古い本を全部廃棄にまわしたら、その分野の学習資料が全くなくなってしまいそうです。それでは学校図書館の第一義である授業・教科をサポートする役割が果たせません。その古い本の改訂版や、同様の主題の新しい本を入手すべきです。
図書の購入について担当の先生に聞いてみたところ、今年度予算での購入は今リストアップの最終段階ですが、注文にまだ間に合うとのこと。
先生方が必要な本を既に選んでいるので、今回の整理で気づいた点を補足する形で選書のお手伝いもすることになりました。
ただ、「選書」は、現行の蔵書内容がはっきり分からないと出来ないですし、蔵書内容の把握は台帳が内容分類で整理されているか、もしくは書架の配列が分類番号順にキチンとしていないと難しい作業です。
正確な蔵書の整理がまだ進んでいないのでちょいと手間がかかりますが、新しい本を選んでよいという状況はめったにないので楽しんでやりたいと思います。
カタログ見てるだけでも結構楽しいですよー。
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