- 2015-03-07 (土) 23:20
- 活動報告
3月7日(土)東京・新宿で、プロジェクト結の2015年活動報告会を開催しました。プロジェクト結のサポーターやボランティア参加者の皆さんに、結メンバーを加えた30数名が集まり、2時間半に渡ってこの1年の活動報告と今後に向けての話し合いなどを行いました。
まず理事長の長尾から、2012年3月に行った初の報告会では130名が集まったことに触れ、3年経って参加者数が減ったことと世の中の関心の度合いには共通性があるかもしれない。ですが、その中でこうやって来てくださる方々がいることに感謝し、かつ今「つながりの質が
問われている」というご挨拶をしました。そしてこの1年間結は、外から支援をするのではなく「一緒にやる」ことを目指した1年だったともお話しました。
続いて、理事の中川から、この1年間の活動をトピック毎にご紹介。「石巻学校サポートセンター・結」や、託児と学童保育施設「結のいえ」、仮設で開催している「みんなの場」で、石巻の人たちが、どんどん活動の枠を拡げている様子を、写真や動画を交えて嬉しそうに報告しました。ここで石巻で「結のいえ」の事務局を務める中尾さんが、スピーカーとして参加し、サポーターの皆さんへの御礼を直接伝えました。中尾さんのてきぱきとした話しぶりに、参加者も思わず引き込まれて、にっこり(笑)。「結のいえ」の園長先生からの手紙も代読してくれました。
その後、副理事長の荻原が、結の活動を財務状況面から説明。今後も持続的な活動を続けるために、助成金に代わる収入源を育てることが必要とお話しました。 特に東京班(特に資金班)の強化=プロボノ拡大(結メンバーへの参加促進)と、1)個人向けに月ぎめ寄付をもっと呼びかけ、コミュニケーションを図る 2)企業向けに「飲む支援」の水平展開 3)助成や委託事業への確実な応募 の3つの点で活動強化を呼びかけました。 これからの数ヶ月、ぜひこれらの活動に注力して、活動を持続させたいと願っています。 具体的に寄付に賛同いただける方はこちらからどうぞ宜しくお願いします。
この後、6つのテーブルに分かれて、A)関心を寄せ続けること B)自立を妨げずに、支援を続けること をテーマに熟議を行いました。それまで、結メンバーの報告を聞いていた参加者が一斉に自分の考えを述べ始め、この報告会で感じられる「熱さ」をどう伝えられるのか、など様々な話がされました。まず自分が関心をもち続けられるかが重要という人や、核となっている人の熱さをどう伝えるかを考える人、子どもたちを繋げることはできないかと考える人、それぞれ「個」や「どうつなぐか」などがキーワードとなり、話が止まりませんでした。
その後は、結のオフィスに場所を移して、ボランティア同窓会も開催されました。こちらはほんわかと柔らかい話が中心でしたが、同じくいつまでも話が止まりませんでした。
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