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女川小学校と女川中学校向けにバスケ指導を実施

午前中は女川小学校のバスケットボールチーム「女川フィーバーエンジェルス」が、新チームとなり、個人能力を上げることをテーマに練習を行いました。(参加した子どもたちは12名)
バスケット1

まずは身体の左右で違うことを行い、神経系をトレーニングするコーディネーショントレーニングを取り入れ、シュート、ドリブル、パス練習を行いました。小学2年生の選手も繰り返しチャレンジすることによって少しずつ成果が現れ、楽しみながら何度も練習している姿が印象的でした。
このチームは、体格が大きくない選手が多いため、ディフェンスにブロックされないシュートの方法をいくつか紹介し、練習しました。初めて行う動作は難しそうでしたが、アドバイスをするごとに上達がみられ、今後プレーの幅が広がることが期待できます。そして、6種類のシュートを使ったシューティングゲームを実施。一回目は59本と予想よりも好成績でしたが。子どもたちが立てた目標には残念ながら到達できませんでした。次に私たちが訪問する時までに、3分間で75本のシュートを決められるよう練習すると約束をしたので、今後の成長が楽しみです。

午後は女川総合体育館で、女川中学校の男子6名、女子6名に向けに練習を行いました。男女ともに外角のシュート力が低いため、アウトナンバー(攻撃側のプレーヤーの数が守っている側より多い場合)で確実に得点を取ることが大きな課題です。2対1のセレクションを紹介し、動きが方の意図を説明した上で、2対1の練習を行いました。シュートを狙わない選手、判断できず止まってしまう選手などが多く、時間をかけて丁寧に指導を繰り返しました。その後、人数を増やして3対2にした際は、ディフェンスの位置をしっかり見て決断できる選手が何人か見られ、少しずつですが成果がみられました。外角のシュート率が上がればそれぞれのプレーも広がるため、今後の成長に期待したいと思います。

私たちがバスケットボールによる支援活動を始めてもうすぐ4年になります。小学生、中学生ともに、行くたびに成長がみられます。練習に取組む雰囲気が良くなり、バスケットに対する意欲が上がってきているように感じられることが一番の嬉しい変化です。

バスケット2

 (文章・指導・写真: 神事真規子、岡村憲司、根木慎志)


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