- 2011-12-16 (金) 17:20
- 活動報告
こんにちは。あやです。
先日、石巻市立大谷地小学校の校長先生から、
「風邪が流行りそうなので、加湿器を置きたいのですが、
ご支援いただけないでしょうか。」
とのご連絡をいただきました。
ということで、校長先生にお会いしに行き、
文科省が運営している、
「東日本大震災・子どもの学び支援ポータルサイト」への登録を
お勧めしました。
すると・・・すぐに登録してくださり、
こんな内容が掲載されました。
→大谷地小学校の支援要請
この写真は、私たちが大谷地小学校を訪れた際、目にした光景です。
大谷地小学校は、震災で壊れてしまったため、未だに体育館が使えません。
直す目途もまだついていない、というのが現実です。
冬でも体育はほどんど外。
雨だと中止。
そして、マット運動は、廊下。。。
津波の被害はなかった学校でも、地震の被害によって、まだ不便な学校生活を余儀なくされている学校は他にもあります。
校長先生はおっしゃいます。
「せめて、マットを運ぶ運搬車があれば、準備が楽になり、授業時間も確保できるんですが…。」
確かに、1枚1枚重いマットを子ども達が廊下に運んでいる姿を見ました。
これでは、準備と片づけだけで、多くの時間がとられてしまいます。
とは言え、マット運搬車ってどんなもの?と思う方もいらっしゃるかと思いますのでご紹介。
→ マット運搬車
ちなみに、先生方が、ポータルサイトに登録してくださったおかげで、
私たちもツイッターなどで協力要請をしやすくなりました。
そして、今日、とても嬉しい報告が!
「中川さん!サイトを見た、という方からの紹介で、
加湿器10台、持ってきてくれた方がいらっしゃいました!」
嬉しいなぁ。。。
どんどん人の支援が繋がっていきます。
そして、学校の現実を知る人が増えていきます。
私たちが、ただ単に物を買って支援するのは簡単なこと。
私たちは、そうではない支援の形を常に模索中です。
- Newer: 2011/12/19 学校サポートジャーナル
- Older: 2011/12/16 今日の1枚(はこ)