- 2016-10-03 (月) 20:20
- 活動報告
気仙沼市へ出かけていっての職業講話、プロジェクト結としても初めての試みです。
以前石巻市の中学校に勤務していた先生が気仙沼市立新月中学校へ異動となったことで実現しました。
新月中学校は気仙沼市の中でもやや内陸の高台にあります。
津波による被災はしていないのですが、学校の裏手には復興公営住宅が立ち並び、これから人口も増えていく地域だとのこと。つまり、沿岸部から転居してくる生徒が増えるということ。
震災から五年半、まだまだいろんな影響が続いていることをここでも実感しました。
今回は、一年から三年まで125名の生徒に対して10名の講師の方々に集まってもらいました。
航空会社の客室乗務員、飲食業接客及び調理補助、心理カウンセラー、ボランティア団体代表、文具メーカーマーケティング部、野外活動団体理事、救命救急センター医師、IT系翻訳・通訳、教師教育リサーチセンター、木工職人、という皆さんです。
なかなか普段目にすることのない職業ですので、生徒たちもとても集中して講師の話を聞いていたようでした。
全体に落ち着いた雰囲気の中、講師と生徒双方の真剣さが伝わってきました。
校長先生は、
「真面目なのはいいんだけど、もっと元気よく発言など出来たら良かったですね・・。」
とおっしゃっていましたが、
最後に子どもたちが執り行ってくれた閉会式では、元気よく校歌を歌ってくれました。
みんなの声がとても揃って前に出ていて、傍で聞いているだけでも心を揺さぶられました。
ジーンと来た!
講師の方々も皆さん充実した一日となったと満足げ。
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