- 2017-02-20 (月) 10:32
- 活動報告
今日は、今年度最後の「職業講話(社会人の話を聞く会)」が、湊中学校でありました。5名の講師の方が来られて、中学1年生に対してそれぞれの「職業観」や「大事にしていること」などを伝えました。
こちら(↑)の講師は、地元で公園のウッドスペースや注文家具などを作る木工品製作会社の社長さんです。「木を通じて地球と人間の共存を考えていきたい」との思いで仕事をされているそうで、実際に手掛けた小さないすや木工品の数々を見せると、生徒たちが近くに引き寄せられていました。近い距離で作品に手で触れていろいろなやり取りがあったそうです。
こちら(↑)は、ソニー(株)の研究開発部門で技術渉外を担当され、スマホの次世代方式の導入、普及に向けて会社の代表としてさまざまな活動をされている方です。2020年東京オリンピックの頃に実現する5Gサービスの話や、これまでに訪れた17か国の国で、大変だったこと、面白いと感じたこと、沢山のエピソードを語られました。外国やその文化については、先入観を持たずに自分の目で見て理解するのが重要であることや、英語の勉強も重要と話されていました。
こちら(↑)は地元三陸河北新報社「石巻かほく」の新聞記者さんです。中学校の先生の言葉がきっかけで新聞記者をめざし、今は、念願の記者になって地域の取材に飛び回っているそうです。新聞がどのようにできるのか、また女性の新聞記者さんの割合などについても話されていました。生徒たちも、自分たちと年が近く、身近な地元紙で働く講師の先生に活発に質問を行っていました。
こちら(↑)は、オフィス用品の会社で40年間カタログを制作をしている方です。「人とのコミュニケーションがいい編集の鍵で、それができないとよいモノができない」と言われていました。とても絵が上手で、個人でペンネームを持って活動されているそうで、お話の後に実際に生徒たちの似顔絵を一人ひとり描かれていました。生徒たちにはとても印象的な体験だったでしょうね。
こちらは、会社で長く広報の仕事に携わった後、独立して「広報・CSRコンサルタント」を始められた講師です。「プレスリリース」や「記者発表会」の話、一つの製品が世の中に出るまで、広報はもちろん、会社のたくさんの部署が協力することなどを話されました。今は会社や団体の相談に乗りアドバイスをするそうですが、「どのような相談が一番多いですか?」といった質問などが生徒たちから出ていました。
最後は、講師全員で集まって記念撮影。お礼に頂いた花束を持って、皆さん晴れ晴れとしたお顔ですね。生徒たちに素敵な話をありがとうございました!
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