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◆◆ プロジェクト結 ニュース ◆◆ http://project-yui.org/
—- 2019.1.11 [Fri] Vol.111
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明けましておめでとうございます。現地班のヱビスです。
 
2019年が明けました。プロジェクト結の年頭の言葉の中で、
この一年のキーワードは「希望」としています。
今まで、協働、連帯、自立、挑戦、復興とその時期に合わせた
テーマで活動してきました。希望はいつでも持ち続けるものでは
ありますが、現地滞在で活動してきた人間としては、いよいよ
「希望」だな、という感じがしています。
この希望を未来へ繋げていく一年にしたいと思います。
 
ヱビス
 
―【目次】――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
◆[報告] 2019年 新年のご挨拶
 
◆[募集]「プロジェクト結・活動報告会2019
 
◆[活動]「学校サポート活動」
 
◆[活動]「現地より愛をこめて」今週のピックアップ
 
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◆ 2019年 新年のご挨拶
 
2019年元旦に理事長の長尾彰から年頭のご挨拶を、プロジェクト結のホームページに
掲載致しました。 以下に冒頭の部分のみを記載させていただきます。ぜひ、全てを
お読み頂ければと思います。
 
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発災から2,853日が経ちました。
 
プロジェクト結の2018年の活動は、学校サポート事業を、石巻在住スタッフと県外から
のボランティアが図書整理を中心に活動を進めました。
 
石巻では日々の暮らしから「震災からの復興」が新しい建物や橋や道路や
公園という形で見出せるようになりました。
2011年、仮設住宅の集会所で始めた「みんなの場」に遊びに来てくれていた
当時中学1年生だったAさんは、母親になりました。
「現地班」として活動してくれた当時学生だったBさんは、昨年、
長野県で独立開業しご結婚もされました。
 
あれから7年、毎日の小さな積み重ねは、それぞれに大きな変化を生み出しています。
2019年、私たちは石巻での活動を「最後の1年」と位置づけています。
現況の学校サポート事業は、2020年3月で終了します。
2020年以降の結の活動形態は、これまでのように関わってくれる方々と熟議を進め
ながら1年かけて決めていきます。
 
そんなこの1年のキーワードは、「希望」です。
これまでに私たちが培った体験・経験・知見は、無形でありながら最も価値のある財産です。
もしまた同じことが起きたとしても、この財産が生かされるであろうことを信じています。
何よりも「結」の字が示してくれるように、ここまでに育まれた人と人の繋がりが
希望を抱かせてくれるはずです。
 
文章の全体は以下のリンクよりご覧ください。
http://project-yui.org/3006-3.html (2019年を迎えるにあたって)
 
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◆「プロジェクト結・活動報告会2019
 
3月9日(土) 13:00から、プロジェクト結の東京事務所で、この1年間の
活動を振り返り、今後について話し合う「活動報告会2019」を開催いたします。
 
結の活動をご支援下さっている方、これまでボランティアで石巻に来て
くださった方など、皆さんのご参加をお待ちしております。
 
<開催概要>
日時: 2019年3月9日(土) 13:00~15:00 (受付12:45~)
会場: プロジェクト結 東京事務所
住所: 東京都世田谷区代田6-12-33 Sビル1階
    小田急線・京王井の頭線「下北沢駅」西口から徒歩6分
   (*他の出口からは迷いやすいので、西口からお越し下さい)
出席のご連絡: 
    info●project-yui.org 宛てにお名前と電話番号を書いて
    メールをお願いします。(送信時、●は@に置換お願いします)
 
<内容(予定)>
・ プロジェクト結の「活動報告」
・ 今後のプロジェクト結の活動について
 
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◆「学校サポート活動」
 
こんにちは、広報班の樋口です。
12月は以下の学校で、図書整理を行いました。
・雄勝小・中学校  →新規購入本の登録、排架
・北上小学校    →新規購入本の登録、ラベル貼り、ブッカーかけ
・門脇中学校    →台帳入力、分類、ラベル貼り
・鹿又小学校    →分類、ラベル貼り
・中津山第二小学校 →ラベル貼り、排架
・北村小学校    →新規購入本の登録、排架
・山下小学校    →廃棄リストの作成
 
小学校で見かけるけれど読んだことが無かった本について、小学校5年生の姪が、
その面白さを説明してくれました。とても小さいので、他の本と高さがあわないな~
と思っていた詩集ですが、彼女によれば「小さいから、すぐにどこにあるかが
分かって、中を読むと、いろいろなものの気持ちになれて楽しい」そうです。
詩人のくどうさんが、のはらを散歩していると、かまきりやみのむしや風が、
うたをうたっていて、それを書きとめた「のはらうた」という詩集です。
なぜその本が好きか、という会話は楽しいですね。
 
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◆「現地より愛をこめて」ピックアップ
 
〇どうぞ良いお年をお迎えください!
「今年もありがとうございました」- http://project-yui.org/blog/post/5328
 
〇コツコツと進めていきます。
「棚割りの見直し」- http://project-yui.org/blog/post/5333
 
〇今日は「宗田理」までやりました。
「サ行が続いています」- http://project-yui.org/blog/post/5329
 
その他、学校サポートの様子など活動内容を随時アップしております。
どうぞ、ご覧ください!
□URL:「現地より愛をこめて」 http://project-yui.org/blog/
 
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◇編集後記◇
 
こんばんは、学生班の大場です。
 
“平成最後の”という言葉が、昨年末から一段と聞かれるようになりました。
“最後”とわかっていると、今までを振り返りながら、終わりに向かった
前を向いた準備をして、少しでも後悔しないように行動することができます。
 
「2019年、私たちは石巻での活動を「最後の1年」と位置づけています。」と、
理事長からの挨拶でもありましたように、プロジェクト結の活動も変化し、
“最後”という言葉が出てくるところまで来ました。
プロジェクト結はこれからも別の形で続いていきますが、来年度で大きな
区切りを迎えます。
こうしてメルマガを配信することも、もう数えるほどしかないのかもしれません。
 
プロジェクト結は「やりたい人ができることをやれるだけ」の合言葉の通りに
活動をしてきました。”スタッフ”という肩書きがなくても、いつも見守ってくださる方、
支援してくださる方がいるからこそ、助け合いながらここまで来れたと思います。
あと1年、そして変化していくプロジェクト結を今後とも宜しくお願いいたします。
 
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プロジェクト結の活動は、皆さまからの寄付金によって運営されています。
当プロジェクトの理念に賛同していただけた皆様には、ぜひ寄付を通じて私どもの活動
をサポートいただければ幸いです。集まった寄付金は「プロジェクト結」の活動資金と
して、支援プロジェクトの運営費(スタッフおよびボランティアの宿泊費、備品購入
など、物資とは別に活動に必ず必要な費用)に使用させていただきます。
 
詳しい振り込み先、方法につきましては、http://project-yui.org/donation.html
よりご案内させていただいております。
どうぞ暖かいご支援・ご協力、よろしくお願いいたします。
 
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プロジェクト結 ニュース Vol.111
発行:一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム
 
ご意見・ご要望などは、以下問い合わせ先までお願いいたします。
[問]info●project-yui.org(送信時、●は@に置換お願いします)
 
 

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