期間:9月19日(月)~9月23日(金)
訪問先:石巻市内の仮設団地集会所、旧市役所庁舎

13期は、PCA生命保険株式会社のみなさまにご参加いただいた1週間となりました。なんと10カ国からいらっしゃったボランティアの皆さん、延べ35人で活動しました。

午前:物資仕分け・回収が終了!発送準備へ
PCAのみなさんは、35名を二つのチームに分け、一方は牡鹿半島周辺で泥かきを、そしてもう一方は結の活動に来ていただく、という形で活動に参加していただきました。日本人の方と外国からいらした方とでペアになり、物資仕分けをしていきます。
トライアル期から、引き継ぎ・積み重ねてきた仕分け作業のやり方にもすぐ慣れて、次の日のチームへバトンタッチできるように考えながら作業に取り組みました。文房具系の仕分けはもちろん、古着の仕分けを行いましたが、初日には作業の手順が確立されていました。あっという間に、仕分け作業が終了し、大口の物資回収もないということで、ついに各学校の「欲しいものリスト」に基づいた発送準備を開始しました。

午後:「みんなの場」−ことばの壁を越えた盛り上がりに
午後は石巻市内の仮設団地の集会所で、「みんなの場」を開設して子どもたちと遊びました。PCAのみなさんは、片言の日本語でも十分に子どもたちとコミュニケーションをとりながら、風船サッカーやキネクト、ブロック遊びなどをしました。

恒例のクッキーづくりも、PCAのみなさんと一緒に作成。子どもたちのつくるクッキーは、もはやクリエイティブな作品の域です。子どもたちどうしでも、作ったクッキーをあげたり・もらったり、ということもありました。

海外からいらしたボランティアの方々も子どもたちから大人気です。背中にのっかった子どもから「グルグル回って!」とせがまれ、「エ?ナニ?」と片言の日本語で聞き返し、子どももまた「ぐるぐる回って!」と言うと、「エ?ナニ」と聞き返し… その繰り返しが子どもたちにとっては面白かったようです。

台風がやってきた
9月21日、日本列島を襲った台風15号は、石巻でも猛威を振るいました。旧市役所から湊水産に帰るための橋が3つ閉鎖。また、どの道が通れるかの情報があやふやになっていました。湊水産の前の道路も冠水し、水が川のように流れていました。浸水・冠水が恐ろしいものだということを肌で感じた台風襲来でした。

 

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